証拠品として警察に預けていた、ウエア類が返って来たので見直してみた。
まずは衝撃で割れて、俺の頭を守ってくれたヘルメット。おかげ様で左耳の上辺りの擦過傷で済んだ。ありがとう。
ジャージとベストは砂利とアスファルトで、小さな破け穴が多く、つなぎ目のストラップが千切れていた。
警察から受けた概略説明とウエア類から推察すると、後ろから時速140キロではねられた時、車の左側、自分の右足が接触して、自転車が相手の左前車輪に巻き込まれた後、サイドミラーが俺の腰にぶつかり、俺は自転車ごと左前方に飛ばされ、身体の右側から着地して転がって、頭の左側を何かにぶつけたのではなかろうか。自分の傷は右側に集中してるし、身体の右側が泥だらけだった。見せてもらった写真は自転車の後輪スポークがほとんど折れてなくなっていた。警察ではもっと正確に分析されていると聞いたが、捜査中で詳細に教えてもらえなかったので、上記はかなり自分の思い込みが入っている。
こんな状況、運転手は気づくでしょう。ちょっとした段差乗り越えるのだって必ずわかるのに。サイドミラーは現場に落ちてたし。なんでそのまま減速せずに1km以上も走ったんだ?
『フロントガラスが割れ前輪がパンクするも「自転車と衝突したとは思わなかった」と否認』(山陰放送ニュース)だって?
自己防衛のための嘘としか思えない。