クランクブギ CRANKBOOGIE

自転車と、ブルースと、旅と。

ツール・ド・おきなわ 市民140キロ 2012

(11月25日)
ridewithgps.com

結果    DNF
      2回目の普久川ダム関門を越えられず終了
      タイム(手元) 2時間57分27秒
      距離 68.3キロ(POLAR) 
心拍数  平均168/最大204
ケイデンス  平均78/最大141
速度  平均23.1キロ/最大63.5キロ
熱量  2019kcal

機材  フレーム:LOOK585、ホイール:カンパニョーロユーラス、タイヤ:ミシュランプロ4レース、コンポ:シマノデュラエース7800、ギア:前50×34 後12〜25
補給  水500ml、エレクトロライトショッツ750ml、ショッツ5個、梅しば2個(他に足ツリ対策としてエンライテン、アスリートソルト、クランプストップ、エネフィール”足つりケアセット”


アップ 7.3キロ 最大心拍数148


[道の駅→与那入口 距離5.5キロ(距離はPOLAR実走データ)]
オッティモから140キロレースのエントリーは、Pさん、塩さん、T橋さん、I立さん、俺の5人。
スタート地点では集団の中程に並んだ。
定刻の8:36より10分遅い、8:46にスタートする。初めは無理せず、といっても集団で走って心拍数は平均157と思惑より高い値。
平均心拍数 157
平均時速  37.4キロ
平均ケイデンス 105


[与那入口→普久川ダム 12.8キロ]
1回目は抑え気味にペースを管理する。オッティモの仲間達はずっと先に行って見えなくなった。途中210キロの先頭に抜かれる。我らがキャプテンが逃げていて興奮した。山岳賞ポイントまでの7.6キロは31分。オーケー、予定通りだ。怪我しないように緊張した為か、下り坂の方が心拍数が上がった。
普久川ダム関門通過9:25 制限時間まで、あと30分の貯金がある
平均心拍数 160
平均時速  18.0キロ
平均ケイデンス 73


[普久川ダム→奥 17.7キロ]
自分にとっては未知のコースのアップダウン。「ここで周りに何人いるかが問題」とPさんからアドバイスをもらっていたが、すでに俺の周りの140キロの選手はバラバラになっており、まとまって走れない状況だった。前に追いついたり、後ろを待ったりしたが、上手くいかない。後ろから210キロの小集団が何回か来てくれたが、列車に飛び乗れない。乗れても上り坂で千切れてしまうので、ほぼ単独で走ってしまった。そりゃそうだよなあ、練習でも抜いて行く第一集団には飛び乗れた事はなかった。210キロにエントリーしている選手は俺より遥かに強い人たちだ。M吉君、K原君、M坂さん、Y村さんに会い、その度に発奮するも列車に連結できなかった。時刻を見れば完走できそうにないのが分かる。このままだと与那で終わりだ。足の痛みが強くなってきた。攣る前の兆候。だが、心の中に応援してくれている友人や家族の声が聞こえる。シャインオン!キッズのビーズを掴み、ジャージのイノーのサインに手をあてて、気を引き締めた。
奥共同売店関門通過10:10 制限時間まで、あと20分
平均心拍数 171
平均時速  29.0キロ
平均ケイデンス 84


[奥→与那入口 28.8キロ]
奥の坂道4キロを19分かけてクリア。速度は8キロ、10キロが精一杯だった。でもこの後与那までは下りと平坦だ。前後の選手に声をかけ、ようやく小集団形成に成功。最初は3人。ここで前日の試走が活きた。工事区間がどこにあるか分かっているのでルート情報を大声で伝え、前を走る選手を後ろから列車に誘う。6人に増え、ローテを回して33キロ位のスピードで進めた。足が攣った選手に芍薬甘草湯を渡し付き位置になってもらっていたら、その後復活して引いてくれた。根性あるなあ。皆追い込まれた者同士協力し、相当ハイになっていた。
与那入口関門通過11:01 制限時間まで、あと9分
平均心拍数 173
平均時速  25.6キロ
平均ケイデンス 82


[与那入口→普久川ダム 11.5キロ]
よっしゃあ! この勢いで次の関門も抜けるぞ!最後まであきらめず!と意気込む。もう一人の自分は既に結果が分かっている。同時に長時間高負荷を継続できている事に驚いていた。特訓の成果が「出てはいる」のだ。上りに入って集団はバラバラになった。「人間は限界と思った所から、倍は走ることができる」と唱え、全力で走る。しかし時速は6キロ台の所もある。ペダルが回らない。27Tのギヤをセットしてくれば良かったなあ、100キロレースの経験で25Tで十分と思っていたが、1回目よりずっとキツイ。ラ・マーモット完走の為にはこのきつさを実感できて良かった。140キロレースの獲得標高は2656mだから、マーモットの約半分だ。
中腹で「交通規制解除」のサインを載せたミニパトに抜かれた。終わった。走る力は緩めない。
山岳賞ポイントまで35分。下って、ダムへの上り返し、赤旗が見えた。止まろうとした時、両足の前腿が同時にツッた。
道の真ん中で立ち往生。動けない。後ほんの10メートル程なのに。
なんと俺らしい終わり方!


ボランティアの方に自転車を支えてもらいーの、スポーツドリンク持ってきてもらいーの、救護班の人にエアーサロンパスかけてもらいーの、5分以上はセンターラインに立っていた。俺のせいで大会関係車両の渋滞が発生した。どうもすみませんでした。
普久川ダム関門手前停止11:43 制限時間を8分オーバー
平均心拍数 167
平均時速  16.5キロ
平均ケイデンス 68


今月327.5キロ


名護の夕日はキレイでした。


                   打ち上げ、反省会、ムッチャ面白かったです。