クランクブギ CRANKBOOGIE

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心房細動でカテーテルアブレーション治療 2022年5月

Kranke Boogie time again!

3月の健康診断で「心房細動」と診断され4月に初診。同じ病気の人はそれなりに多いそうで順番を待ち、5月27日にカテーテルアブレーション治療をやってもらった。

心房細動は不整脈の一種。放っておくと血液がよどんで血栓ができ、脳梗塞になってしまう可能性がある危険な病気だ。カテーテルアブレーションは太腿の静脈からカテーテルを入れて心臓の不整脈信号を出している個所を焼灼する治療。

それで最近、疲れやすくて持続できなかったり、回復がとても遅かったりしたのねー。と、不都合な事はみんな病気のせいにしたりして。そんな訳で今年前半のレースと朝練は見送っていた。心房細動は日本人の1~2%、80歳以上だと10%位の人が罹るそうだ。尊敬する三浦雄一郎さん、益子直美さんも罹っていた。

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自分にとってはまたやらかしたよ、懲りないねえってカンジ。でも今回はムチャクチャ心強い味方がいた。A立先生はカテーテルアブレーションの本まで書いている、この分野のオーソリティーなのだ。必要な検査は事前に外来で行って、手術前日にPCR検査をしてから入院した。

当日は午前血液検査、午後から手術。尿道カテーテルを入れてオシッコをベッド上で常に出せる状態にした後、車椅子押してもらって処置室に行ったら、10人位の人がいて大人数にびっくりした。それぞれの方がキビキビと準備を進めている。手術は全身麻酔。だから基本何も憶えていないのだが、焼灼した時の衝撃が思ってたより強くておおっとなり、次の衝撃に身構えるけど次が来ないか、感じなかったっていう夢をみたのは憶えている。あと手術台からストレッチャーに移された時のかすかな残像。

記憶があるのは集中治療室に行ってからだ。腰は止血のためしっかりテーピングで留めてあって下半身は動かさないようにと指示を受けた。麻酔も効いているのでそのまましばらく寝たが、つぎに目覚めた時からはその下半身固定から来る腰痛がキツカッタ。湿布貼ってもらったり、痛み止め飲んだり。途中から小さな枕を腰にあててもらったら、だいぶ楽になった。手首骨折手術後のような痛みはなかったが、腰痛で「なかなか長い夜」を過ごした。

ベッド脇のモニターには心拍数、呼吸数、SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)、心電図が映されていて、その規則的な心電図を見た時には「やったぁ、ありがとう」と声が出た。自分でも手首で脈をとってみた。昨日までは頻繁に脈が飛んでいたが、ちゃんと規則的に動いている。

翌朝28日土曜日の朝。テーピングと尿道カテーテルを取ってもらって身軽になった後にやっと胸の痛みに気づいた。熱は38℃まであがった。そりゃ心臓を焼いているんだもんねえ。熱は頓服薬を服用し治まった。カテーテルを入れた太腿は内出血があるが、これは日にち薬かな。

A立先生とチームジャージを着て記念写真。本当に有難う御座いました。

本日29日日曜日は、体力回復に努めております。明日5月30日検査後に退院予定。抜糸は縫ってないから、必要ないそうだ。

これから体調がどんな感じになるのか、楽しみだけど、無理はせんとこ。