(10/8)
小学6年生が言うところの、東京でもドイツでもない村に遊びに行った。
仮面ライダーでFBI捜査官 滝和也の役を演じられていた千葉治郎さんが、東京ドイツ村のジージの森のスタッフとして働いていて、週末にはロープを使った木登りを教えているという事を聞いたからだ。千葉さんのアクションが好きだった。ライダーの相棒。カッコ良かったよなあ。
知ったのは今年の春頃だったが、行くのは秋の日になった。
初めてバッタもんに行ってから、佐々木さんや岡田さんや他のお客さんに聞いたり、本を購入して様々なエピソードを読んで来た。千葉さんはライダーの頃をあまり詳しくは覚えていないが青春の良き1ページとして捉えている事、自分の事は控えめに話される人だという事、ジージの森を設計から始め、4人の仲間と作り上げた事などを知り、より会いたくなった。
事前に千葉さんがこの日曜に出勤されているか、東京ドイツ村に電話したがジージの森はテナントなので詳しくは分からないし、個人情報なので教えられないという、言われてみればその通り、という回答だった。とにかく朝イチに行ってみたらば、通常は土曜日出勤で日曜はお休み、今日は来るか分からない、かつ木登りは毎月第一土曜日の晴天の日のみ開催という事がわかった。あらら~。家族からは調べが足りん! と指摘がw。
いや、まあ。現場まで来たからこそ、これらが分かったわけで。
またいつか第一土曜に来ようと、気を取り直して遊ぶ。ジージの森には木のブランコやハンモック、ジップスライドや、ウォータースライダーなんかもあって楽しい。スゲーよな、こんなの僅かな人数で作ったんだ。それからドイツ村の他の施設、芝ソリ等で遊んで、ご飯食べて、観覧車やら、いろいろやって楽しんだ。
午後。そろそろ帰ろうか、と、車に向かって歩いていたら、反対側から歩いてくるスタッフが。すぐわかった。
もちろん歳はとっているが。
「千葉治郎さんですよね!」
声をかけると「そんな名前の時代もありました」と少し遠い目をされた。
道をすれ違いざまなので、舞い上がっていろいろ喋ってしまったが、千葉さんは55歳の男の、小学生の頃の思い出話を受け止めてくれた。
一日時間が経過した今。自分勝手に喋りすぎだったよなあと、反省している。今度会えた時は、今の千葉治郎さんの活動をゆっくりお聞きしたい。
毎月第一土曜の木登りには、時間があれば顔を出してくれているそうです。
「ツリーイングin千葉」でフェイスブックにページがあります。対象年齢は5歳以上。
ツリーマスタークライミングアカデミーのサイトは下記。北関東ブロックのページに千葉県が掲載されています。