(5/10)
4/27に受傷し、4/28受け入れてくれる病院を探し、4/30に山陰労災病院さんで手術日程を決め、装具(ニー・ブレース)を作ってもらって、5/1、5/2は出勤して事務仕事だけして(会社の皆様には大変なご迷惑をおかけし、申し訳ありません)、ゴールデンウイークはアパートで静養、いつも通り一人暮らし。荷重をかけても良いので、膝を曲げないで楽に生活する術を次々会得した。
トイレは右片足のズボンを脱ぎ、洗浄の時は腕で少しだけオシリを浮かす。風呂はサランラップで肘と膝の傷口包帯に何重にも巻いて緩くシャワー。着替えは靴ベラを使う。身体が固いから左足の靴下履くのにえらく時間がかかるので、ソックスエイドという靴下補助具をアマゾンで購入、翌日届いた。車は運転席を目一杯下げて、後ろ向きから乗り右足から乗って右足を軸に回転して左足を伸ばす。ブレーキとアクセルに足が届くように、また軽自動車なので完全に伸ばす訳にも行かず、長時間の運転は膝の痛みがツライが買い物には行けた。
そうは言っても。毎日かなり疲れてしまい、大したことはできなかった。
(5/7)
朝、JR境線で後藤駅まで行き、予約していたタクシーに乗り込む。UDタクシーだったが、後ろの席で横向きに座って左足を伸ばし、右足で踏ん張り、手すりで自分を固定した。
麻酔科の診察の後、4/30に頼んだ診断書を受け取る。全治2ヵ月の記載。午後イチで入院手続き。部屋が決まったら同室の皆さんに挨拶。様々な説明と同意書のサイン。新しい病棟がキレイで過ごしやすい。装具のお金を払い、健康保険の協会に出す申請用書類を受け取る。マイナ保険証になったのだから高額医療費みたいに自動申請にすれば良いのにな。同階のコインランドリーで洗濯・乾燥もやってみた。
夕方に主治医の先生が来てくれて再度手術内容の説明を受けた。若くてカッコ良く、説明と行動が明確だ。モテるんだろうなぁと思ったが、まぁ、そんな話はしないッス。22時から絶食。他の方の膝蓋骨骨折ブログを少し読む。治るまで思っていたより日にちがかかっている。オレもそうだけど、筆者は誰かが骨折した時に参考になるように書いてくれてるのよね。実際このブログでも手首骨折と足首骨折の記事は常にアクセス回数の上位にある。
(5/8)
朝トイレ、洗面、歯磨きを済ませ、8時過ぎまでは水分摂取可。9時半頃病衣を着て点滴開始。12時過ぎに手術室に入る。麻酔してもらったらスグ寝た。
次の記憶は既に自室に戻ってきていて、14時30分位。血栓症予防のフットポンプ、酸素吸入、SPO2と心電図測定、尿道カテーテル、点滴と、自分的にお馴染みの磔状態。
時間と共に上半身から麻酔が醒めて行く。18時頃主治医の先生が手術の成功と説明に来た。
夕食後、22時に点滴で痛み止めアセリオ(アセトアミノフェン)を投与。坐薬程効く感はなかったが、2時間は深く眠れ、その後も断片的に眠れた。
(5/9)
9時頃日勤の看護師さんに尿道カテーテルを抜いてもらい、10時過ぎ主治医の先生に傷口の確認とガーゼ交換。包帯から絆創膏?になった。12時には最後の抗生物質点滴も終わった。さあ、身軽になったと思ったが。
膝を曲げようとしても、固まっていて曲がりませーん!曲げようとするとスゲー痛い。こりゃあ、見通し甘かったなぁ。16歳の時、左大腿骨を骨折、3ヵ月近くギプスした後は接骨院の先生の治療に毎日悲鳴を上げていた。今回は13日間の固定だからそんなことはないと決めつけていたわ。こんなんで14日に退院できるのか、オレ。
午後、リハビリの担当君が来たので、膝を曲げるためのリハビリメニューを3種類教えてもらった。急にキツイことやっても炎症になって余計回復が遅れると。そうね。ぼちぼち無理せずやって、日にち薬で行くしかないかぁ。この晩は21時の消灯時に痛み止め坐薬を投与。前日より良く眠れた。
(5/10)
朝6時に起き、デイルームで、電子レンジで湯を沸かし、コーヒーを飲んでリラックス。それから人が少ない内に30分近く病棟を歩く。杖無しで。しかし保険として右手に松葉杖を持って。っても、コケた時松葉杖が役立つかはわからんので慎重に。昨日よりは楽だ。日にち薬ですねえ。そのログをストラバにあげて仲間からの応援をもらう。その後リハビリ担当君に教えてもらった「両手で膝を持ち上げてできるだけ曲げる」、「少しずつ腰を落として膝を曲げる」をやり、膝の周りをマッサージ。左足が宙ぶらりんになると痛いので、ベッドの高さを36センチまで下げた。
午後はYouTubeでリハビリメニューを探したり、このブログを書いて記録。