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真空管アンプのフェンダーチャンピオン600にしたら、ブーンというかジーンというか、ノイズが大きくて組み合わせを封印した、BlowsMeAwayのウッドマイク。相性の問題? なんとか使えるようにしたくて松江市の motonak Sound Works(モトナック サウンド ワークス)さんに相談した。ハーモニカの音を、もう少し歪ませてシカゴブルース当時の音に近づけたいのもあるし。エフェクターを使うとせっかくの真空管アンプの音に迫力がなくなるのでやめたし。(自分の呼吸やマイクのカッピング技術が向上すれば良くなるってのは、横に置いておく。)
https://www.blowsmeaway.com/custommics.html
改造前の状態は下記動画
アースが浮いている系のノイズですねって、一発診断。
あ、それで! マイク下部スイッチクラフトのコネクタを触るとノイズ音が低くなったのは、オレがアースになってたのね。マイクに銅テープを貼ってアースをとることになった。
アンプの方は。
チャンピオン600改造ブログをネットで検索すると、真空管のプリ管かパワー管、あるいは両方を交換する、スピーカーを変えるという方が多い。そんな一夜漬知識をもとにプロと相談した結果は、一度にやっても良いけど、段階的にやろうと。まずプリ管を変えることにした。それから入力端子(ジャック)がユルユルなので、その交換も。
その後、見積り金額を頂いて、やってもらった。
プリ管は復刻版Mullardの12AX7に。おそらく現行のブランドで一番音が太いもの。ジャックはスイッチクラフトタイプに交換、ジャックとボリュームポットが乗っているプリント基板を廃止して、太さのある配線材で直配線。スピーカーのケーブルも交換してもらった。
ウッドマイク(エレメントはシュアーのグリーンバレット)は、前面のグリルカバーとコネクタ部分を銅テープで電気的に繋いでいる。さらにカッコ良くなった。
受け取り時、早速鳴らしてみる。
マイクは今までのノイズが嘘のようになくなっていた! 次のライブではハーモニカ2本持ちの曲があるので、小型のHB52を使う予定だが、せっかくカリフォルニアからお取り寄せした、沢山のプロハーモニカ奏者が使っているマイクをお蔵入りにしなくてよくなった。ありがたい。
チャンピオン600の音色は、今まで少し籠った感があった音が「元気に」なっていた!音の輪郭がはっきりした。「歪み増」は期待した程ではなかったけど、コレもイイ感じ! 練習しようって、モチベーションが上がった。
もっと早く相談すれば良かったです。
改造後の音がどうなったかが、下の動画。アパートなのでアンプのボリュームは4。(8位に上げると歪むって他の方のブログに書いてあるが自分の使う環境ではそこまで上げることはない) YouTubeだと音の差が上手く伝わらないけどさー。
motonak Sound Worksさん、これからもヨロシクお願いしまーす!