クランクブギ CRANKBOOGIE

自転車と、ブルースと、旅と。

「 ガンに勝ったぞ。」

                                                   
ずっと音沙汰無かった友人と再び連絡が取れた時は、相当嬉しいよね。
家族や友人に囲まれている写真を見ると、こちらも幸せな気持ちになる。


ハンガリーで20年近く前に会った時ミルクを飲んでいた赤ん坊は、今、青春まっただ中な訳で。
赤ん坊の時に会ったきりなので、写真で大きくなった姿は見ているくせに、自分の中では赤ん坊のままだった。
その子とチャットした時は、本当に、感慨深かった。
チャットする自分自身にも驚いたし。
ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」が、頭の中で流れていた。



Facebookを作ってくれたマーク・ザッカーバーグと仲間の皆さんに、感謝します。
エジプトとは次元の違う話だが、家庭が集合したものが世界である、とも。
そりゃいいことばかりではない、けれども。



タイトルのメッセージは、スペイン人の友人からもらった。
いわゆる「友達の友達」で、実際に会った事はない。
俺が元がん患者と知ってコンタクトしてきてくれた。彼はその頃、ガン宣告を受けて治療を始めたばかりだった。翻訳サイトを使ってお互いのブログを読んだり、何度かメッセージのやり取りをした。といっても、自分の経験や、そこから学んだこと、焦らずに前向きな気持ちで治療に取り組んで、位の事しか言えていないが。



"Big news, i have won the CANCER. Thank you for your friendship."


こちらこそ、ありがとう、と言いたい。



最近、意識が変わってきたことがある。
いままで著名な人や、周囲の方々の、言葉や頑張っている姿に励まされて俺も頑張る、という事が多かったけれど。 自分自身の言葉や行動も、誰か他の人を勇気づけることができるんだってこと。

つい最近まで、自分にそんな事ができるとは思っていなかった。
大きな仕事はしていないし三日坊主の男であるし・・・
そういうことは、実は、余り関係なく。



きっと、誠意と真っ直ぐな気持ちが、大切なのではないでしょうか。