クランクブギ CRANKBOOGIE

自転車と、ブルースと、旅と。

足の痙攣(足つり、こむらがえり)に、1番効果のある対策

子供の頃から足が攣りやすい。
挑戦的ライドには必ず、足が攣った場面の思い出が付いてくる。今回の東京〜大阪は足がツリかけた時に休憩を取る事で回避したが、8日後の晩、寝ている時に盛大にツッて、久しぶりにC美にケアしてもらった。
原因は寝不足が続いていた事と、短パンで寝て足が冷えた事。


「これを使うとツラナイよ」というのは俺にとって必殺セールストークで、様々な製品を試してきた。
結論は「何を使っても攣る時はツル」
しかし
攣るのを遅らせる事はできる。
自転車生活31年、2016年現在、1番効果のある対策がこれ。


A.予防
1)睡眠時間の確保 1番。
2)乗り込み
3)自分のペースを守る
こんなん、当たり前やん!という声が聞こえてきそう。
基本の「き」だが、勤め人はその時間が十分取れないし、レースは高負荷なもの。
だから
4)梅丹本舗の電解質パウダー+サイクルチャージをミネラルウォーターのコントレックスに溶かして小まめに飲む。30キロに1本(500ml)が望ましい。
    http://www.meitanhonpo.jp/product/athlete_products/supplements/48/
    http://www.meitanhonpo.jp/product/athlete_products/energy/55/
 
5)SEV。ネックレスタイプのルーパーをつけて、SEVパッチを足の内腿やふくらはぎ等痙攣しやすい場所に貼る。
    http://www.sev.info/kenko/products/list_part.html
                
 
6)エネフィールショップの特選馬ぁ癒(まぁ〜ゆ)を足、尻、腰、背中、お腹にうすく塗る。
    http://enefeel.shop-pro.jp/?pid=55873008  
                                 
という、3つの複合策を、採用してる。
梅丹の電解質パウダーは同様製品が数多くある中、一番効くし単体で甘くないのが良い。
SEVと特選馬ぁ癒は、失礼ながら理屈がアヤシイ感じで良く分からないのだが、その効果は大きい。

                                      
B.攣った時の即効治療
1)芍薬甘草湯   マツキヨで売っているカネボウの顆粒タイプ 5〜10分で効いてくる。
2)ビニル袋(コンビニ袋など)を口にあてて呼吸し、二酸化炭素を身体に取り込む。
芍薬甘草湯がドーピングにならないか、専門家に聞いた事がある。答えはドーピングリストにはないが漢方なので何が入っているか特定できず、ドーピングにならないとは言い切れない、だった。グレーだがクロではない、と認識している。
3)ストレッチ
ツってる時にうかつに伸ばすと足の別の場所が攣りだす事がある。慎重にしゃがんで、踵をつけたまま足を45度~90度に開いて、ゆっくり前後に体重をかける。台湾のサイクリストに教えてもらった方法だ。その時はさすが中国4千年! と感心しました(笑)


C.アフターケア
1)ゆっくり湯舟につかる。
2)長ズボンをはいて寝る。


 これらはあくまで俺にとって、ですが。参考にして頂けたら幸いです。 
 そして他に効果のあるモノ、コトを御存知でしたら是非コメントお願いします!!

〈2022年5月追記〉
この記事から6年後の自分はマイペースのライドが増えたので、のたうち回る程攣る機会はなくなりました。乗り込みも少ないので100キロ過ぎたら攣るのはツリますが。走り始めは意識してゆっくり立ち上げています。
予防についてやっている事は基本変わりませんが、特選馬ぁ癒はしばらく買わなかったら廃業か倒産か、もうサイトに繋がりません。こちらは他社のマッサージオイルや馬油で良いので無問題。非常に残念なことに梅丹本舗の電解質パウダーが終売になってしまいました。類似商品を使用していますが、あの製品までの効果はありません。再発売を切に願っています。
攣った後は、エペリゾン塩酸塩錠を服用するようになりました。WADAのアンチ・ドーピング使用可能薬リストに掲載されている事と、効果が高いので。かかりつけのお医者さんに処方してもらっています。
https://www.skatingjapan.or.jp/common/img/info/anti-doping-med-list_202104rev.pdf
他にはトクホンやサロンパスの湿布を貼っています。剝がれてしまうデメリットもありますが、当日の再発防止に効果があります。エアーサロンパス他のスプレーは逆に攣りが戻ることがあるので、使っていません。