読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クランクブギ CRANKBOOGIE

自転車と、ブルースと、旅と。

Magic Dick of J.Geils Band with Tommy Castro & the Painkillers @ billboard live Tokyo

11月に、マジック・ディックを見に行った。
最前列のテーブルで。ドームとは臨場感がまるで違います。同席の方達が楽しくて。
正直なトコ、曲はワーマー・ジャマー+Jガイルズ時代の少ししか知らなかったが、当日はブルースの定番曲が多く、ノリノリ状態。
トミー・カストロ&ペインキラーズも全く知識がなかったが、チョイ悪オヤジ達のストレートなグルーヴがなかなか良かった。
二人ともよく喋って演奏する前に曲の解説をしてくれたのだが大意しか分からず、英語を勉強するモチベーションが上がった。
マジック・ディックは影響を受けたブルースのハーモニカ奏者を上げ、一番のアイドルはリトル・ウォルターだと言っていた(と思う)が、個人的には今日はジュニア・ウエルズ風にやるといった(と思う) Early In the Morning がバンドとの絡みもカッコよくて良かったな。
当日演奏した曲目などはこちらのBlues Ginza Blogに詳しく書かれているので御一読下さい。


最前列にいたので、彼の吹き方がよく見え、その時はなるほど、ああやって吹くのかとか思っていたけど、もう詳細は忘れてしまった。
ハーモニカはマリンバンドDXが主で、マリンバンドクロスオーバー、マリンバンド(Whammer Jammer)を使い分け、マイクはシュアー585、フェンダーギターアンプに繋げて音を出していた。
俺はてっきりエフェクターを使っていると思っていたのだ。同席させてもらったTさん曰く「彼はそんなしゃらくせえモンは使わないんです」


終演後のサイン会では一組一組と写真を撮り、それぞれに何かしら声をかける、ファンを大切にするプロ意識とサングラスの奥の優しい眼に好感度アップしてしまった。
俺には「おまえは最前列にいたよな」と。一言、二言交わし思わずケガしてる右手を差し出したら、優しく握手してくれた。


さて、本題。
彼はステージでは一貫したファッションで、基本上下黒服、黒の革ジャンパー、サングラス、黒のアフロヘアである。1967年からだから46年間? 今年68歳になった筈だ。
サングラスなもんでハーモニカのキー確認するのに横目で見たり。みんなTシャツで演奏しているなか黒の革ベスト着ているので汗かく量も多い。だがタオルで顔を拭く時は必ず後ろを向いていた。素顔は見せないのだ。
そう。マジック・ディックはハーモニカ界の覆面レスラーだったのだ!
ならば。ステージのラスト、ワーマー・ジャマーから始まるJガイルズバンドの4曲は彼の必殺技コンビネーションなんだよな。
なんて言ったらファンの方に怒られるか。


また来日してほしいです。


1979年

2012年