クランクブギ CRANKBOOGIE

自転車と、ブルースと、旅と。

it's not about lance

ランス・アームストロングが、ようやくドーピングを認めた。
良かった。
第一に彼の子供達にとって。(余計なお世話か?)
第二にリブストロング基金へのスポンサードが継続される事。
第三に自転車ロードレース界のドーピングが少なくなるだろう事。


ランスが私欲でドーピングを始めたにせよ、今また告白したにせよ。
LIVESTRONGの活動で、がんになった沢山の人々や家族が勇気付けられたのは確か。
原点である「癌を克服しツールドフランス優勝」が失墜しても、継続してほしい。
リブストロングへの小さな応援は続けるつもりだ。


それにしても
間違った事をしたってバレなければそれは「やっていない」と同義で、いよいよ本当に逃げれなくなってから泣いて懺悔するという、「欧米人」の「常識」は馴染めない。
相応の罰を受け、赦されるのは良いけれど。



今年のツールドフランスは100回記念大会だ。
さあ、新しい章のページを開こう。

                    


1/19 追記
オプラのショーを見た。その反応をネットや新聞でチェックした。
やるせないなあ。。。


日経なんか、宇都宮に12万人集まったジャパンカップを全く無視したのに、ランスのドーピングの事は春秋に書いたし、記事にした。今回もまた。
自転車乗りは全員自転車ファン以外の知人から「ツールドフランス優勝した人、ずっとドーピングしてたんだってね」って言われたハズだ。
自転車選手はみんなズルしてる、というイメージが広がっちまったのが嫌だ。
実際そうだった、あるいはそうであるというの選手が今後また出てくるだろう。


”オリンピックの種目から外されたって、イタチごっこは終わらないだろ? そんなスポーツにサポートはできない。”
”業界内部”の考え方を改めなければ。
お金が入らなくなって、自転車界は相当辛い時代を迎えるかもしれない。




でも
俺達は自転車の、自転車競技の、素晴らしさを知っている。
それがある限り、大丈夫だ、と信じている。
選手、スタッフ、ファン、それぞれに果たすべき役割があるよな。