クランクブギ CRANKBOOGIE

自転車と、ブルースと、旅と。

ツールドおきなわ140キロに向けて  作戦

目標は、怪我をせず無事に、完走すること。


レースは他の選手と競い合い勝つのが目的だが、俺のツール・ド・おきなわは自分に克つため。
同じ時間に同じコースを走るが、上位を狙う選手達とは全く別のレースだ。
現在の自分、それを乗り越えようとする自分、それを離れて見ている自分。そんな感じ。
そしてラ・マーモット完走へのステップという位置付けである。


作戦は『KEEP ON 基本』  2010年100キロを完走した時とほぼ同じ。

・心拍数を140〜160までに抑え持久する。(ポラールで自分の最大心拍数は176)
・上りで無理をせず、下りで踏む。平地は頑張る。
・1人で走らない。集団で走る。切れてしまったら次の集団を待つ。
・下りは安全を確認できた場合のみ、短いルートを走る。
・大集団で走る時は、落車発生時回避できるよう右端を走る。
・補給は早めに、多めに摂る。
・酸素を多く取り入れられる、効率の良いフォームで走る。


(自分にとって効率の良いフォーム)
・肘の裏が前を向くようにワキを締める。
・胸をハンドルの前に出すイメージで、背筋を伸ばす。=みぞおちで風を受けるイメージ。
・肩の力を抜き、首を前に出して、顔を上げて、前を見る。
・踵を上げる、膝を開き、足を真っ直ぐに上げて下ろす。
・深く息を吸う。より多くの酸素を取り込み、より持続できる。


最大の弱点、足が攣りやすいことに対して、今週は塩入り風呂につかり、睡眠時間をできるだけ長くしている。高圧酸素カプセルにも入った。レースではエレクトロライトショッツ、クランプストップ他テンコ盛りの対策で臨み、ツルのを少しでも遅らせる。


140キロで必要な平均時速は27.6キロ。
今年はスタート時間が早くなったので、予定通りに進行すれば24分走行可能時間が延びる。去年までは28.0キロ必要だった。とはいえ100キロの時の自分の平均時速は23.6キロだから、高い壁であることに変わりはない。


「ロードレースに奇跡は起きない」 由多監督
「練習していないことは、本番では絶対やれない。本番で逃げてはいけない」 平松悟氏
「自分ができることをやりゃあ、いいんです」 千賀太郎氏
「できると思って練習を続けたら、できるようになるんです」 濱田真子氏
「一番大事なのは、メンタル。 つまりヤル気・気合・根性」 竹谷賢ニ氏
「人は限界だと思った所から、その倍は走ることができるんです」 別府史之