クランクブギ CRANKBOOGIE

自転車と、ブルースと、旅と。

ベルナール・イノー・ブランドの自転車

もちろんフランスでは以前からあるのだが、日本では扱ってくれる方がおらず、売っていない。


彼の地では、新年になって新しい動きがあった。ブルターニュ地方に、velo Hinaultという自転車店ができたのだ! もうすぐ2店舗目も開店する。
「イノー自転車」・・・直球の名前だ。
2010年の新しいロードレーサーの製品名は、ヴエルタ、ジロ、ツール、そして世界戦で優勝した場所のサランシュ・・・ベタなネーミング路線を徹底している。

俺は、こういうのがわりと好きだ。理由は、わかりやすいから。 しかし今は各モデルどういう特長があるのか、説明が見つけられず中途半端な状態では、ある。

そして自分が本当に欲しいのは、イノーが85年ツール時に使用したクロモリ・ホリゾンタルデザインを軽くて強くて細いカーボンで再現したフレーム、もしくは軽量クロモリで再現したフレーム。 なのだが、そういうのノスタルジーな製品ではなく、新しいモノを売っている。


それはさておき、イノー御大も農場経営を引退したためか、パートナー契約を結んで、従来の名前を貸している程度から少し踏み込んでいる。
競技用自転車だけでなくBADGERというカジュアルや街乗りのラインナップも、今後充実させてゆく模様。(翻訳サイト使用、斜め読みの推測)


プロモーションにfacebookを利用したり、以前と比べれば注力していて、嬉しい。 ビジネスの成功を祈っている。


「日本でもイノーさんはとても人気があります」とメッセージを送ったら、「そうなんですってね。聞いています。ところで、日本でイノー自転車の店を開きたい人を知りませんか?」って、フランチャイズ募集の返事が来た。これまた直球だ! 
さすがはブルトンブルターニュ地方の人々。ラテンと違って、正直者のイメージ)、だ。


確かに。今なら日本で販売しても、それなりにイケるんじゃないかなー。 外苑クリテの時にはファンのサインぜめにあっていたし。昨年末Jスポーツのイベントで登壇した時は、尊敬に溢れた拍手が鳴り止まなかった。来日とメディアの皆様のおかげで、知名度は格段に上がった。 コアなファンは中年以上だから、経済的な期待もできる。


事業拡大を考えていらっしゃる方、いかがでしょう?
いや、言葉を間違えました。

どうかご検討下さい。お願いします!


ベルナールイノーのフレームは、自分が次に買うブランドだ。
これは、決定。
購入時期は、未定。


(2014年2月追記)
と、いいつつ買えないままにvelo Hinaultは終わってしまった。
しかしこの件は、新しい形で、新しい物語が始まっている。こちらをクリック。